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新開長英:『世阿弥と能の心』

謡をやっていた祖父の本を読んでいる

祖父は私が小学校に上がる頃に亡くなったが、今でもなお、世界で一番尊敬する人間の一人だ

まず、若い頃は超ハンサムだった(笑)

そして、知的な人だった

信念のある人だった

字がほれぼれするくらいに、超絶うまかった

趣味がよかった(能とか謡とか、写経とか、釣りとか、酒とか笑)

で、祖父自慢はこれくらいにして(笑)祖父の蔵書のなかから取り出した、新開長英の『世阿弥と能の心』

かなり古い本で、今はその歴史的な差異を少々念頭において読まなければならないかもしれない

それでもやはり、世阿弥の思想は心に響く

日本に生まれてよかったと思う

プロとしての心得を、世阿弥の思想から学ぶところは多い

初心忘るべからず、とか。

ある芸や技に到達したらそれで終わりなのではなく、年相応、レベル相応、経験相応の技の極め方がある

日々、それを追求していくこと

初心をその都度確認し、その達成に邁進すること

慢心を持ってはならない、ということでもあるだろう



日本的とか東洋的とかいう言葉に最近少し過敏になっていた

日本的・東洋的というと、どこかエキゾチシズムやオリエンタリズムの香りが漂って、少々胡散臭くなってしまう

でも日本的・東洋的というものは、おそらく確かに存在する

日本的・東洋的をどう定義づけしたらいいか、よく分からなくなっている

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