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新国の『オランダ人』

オーレンカにとってはじめての新国体験。
日本でオペラをほとんど見たことがないから、
今日は楽しみにしてきた。
新国立劇場はモダンで、品があって、なかなかいい雰囲気。


演出:これといったひねりなし。
ちょこちょくひねろうと工夫しているけれど、
ことごとく不発に終わっている。
まあでも、変に頭を使わなくていいオーソドックスな演出だったので、
それはそれでいいだろう。

オケ:おいおい、というレベル。
オペラ専属のオーケストラではないらしいから
これはいたしかたないことか。

指揮:トロい。こんなの~んびりした『オランダ人』は初めて。
抑揚もなく、とにかくメリハリに欠けている。
思わずこっちも目がとろり~んとしてきちゃいました。

歌手:
アニア・カンペのゼンタが一人勝ち。
最後のヒステリックな叫びも◎。
ゼンタって、ヒステリーの代名詞みたいなものだから、
やっぱり怖いくらいの形相と声で演じてもらいたい。
カンペはそれを見事に演じきっていた。

ウーシタロのオランダ人は何とも上品。
永遠に呪われた男オランダ人はもっとまがまがしい感じを期待したいところだが、こういう気弱なオランダ人もありかな、と思った。
ダーラントは声がいい。そのほかの歌手も声がいいのだが、
声量や表現力に欠けているのが残念。
それに比べて、男声合唱はどちらも兼ね備えていてよかった。
マリーは全然声が出ていなくて残念。

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