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ウィードマン 『ロマン主義と表現主義』

色彩は鍵盤、目はハンマー、魂は多くのピアノ線をもつピアノである。芸術家は魂の中に振動をひき起こすという目的をもって、あるキイや別のキイに触れる手である。
カンディンスキー

表現主義~象徴主義を代表する画家カンディンスキーは、
総合芸術とすべての感覚の融合を目指して努力した人物で、
ワーグナーとスクリャービンに影響を受けたのだそうです。
「色彩を超えて一切の芸術の極致、人間の望みの至高にして至純なる表明としての音楽へと目を向けた」カンディンスキーの信念は、「絵画と音楽は同じ力を有する」というものでした。
彼の絵画はドイツのいくつかの美術館で観た記憶がありますが、
ワーグナーとつながるイメージは、絵画からは全く感じられませんでした。
むしろ、ワーグナーが音楽の中で表現しようとしたものを
カンディンスキーは絵画の中で表現しようとした、
そういう姿勢のことなのでしょうね。

彼のように音楽によって大きく心動かされた芸術家は多く
例えば、ロマン派詩人ノヴァーリスもその一人だそうです。

今日読んだこの本には、ロマン主義と表現主義における絵画と音楽について
とても詳しく書いてあります。
      ↓↓↓
ロマン主義と表現主義―現代芸術の原点を求めて 比較美学の試み (叢書・ウニベルシタス)

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