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ドミンゴ『パルジファル』

Parsifal Parsifal
Wagner、Domingo 他 (1998/09/01)
Kultur Video

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『パルジファル』を90分にまとめたドキュメンタリー風の作品です。
じつにさまざまな素材・情報が盛り込んであります。
役者たちが演じている映像から、ミサの風景の映像、漫画、
ナチス時代のの映像、祝祭劇場の舞台の映像、
ヴォルフガングのインタヴュー(若いです)、ドミンゴのナレーションや、ゲルギエフの指揮、ロシア映画(?)みたいな映像などなど。
最後の場面、”Nur eine Waffe taugt・・・”
のところからは、まとまった舞台映像が出てきます。
作品としては、興味深いものでした。
ついでに、衣装がまぶしいです。ぎんぎらぎらぎらしてます。
色とりどりで、鮮やかではあります。

パルジファル役のドミンゴがおっさんで、
「純粋無垢な愚か者」というイメージからはかけ離れている。
どう見ても、経験豊富な成熟した男性です。
ただ、歌唱はさすがですね。
ところどころ、彼がナレーションの中で、
作品の魅力と作品への愛を熱く語ります。

役者の年齢層は高めに設定してあるようですね。
アムフォルタスもおじいさんみたいです。
最初、これがティトゥレル?と思いました。
そして、サルミネンのグルネマンツはやっぱりいいですね。
あの重量感と安定感。
それから、ウルマーナのクンドリーもよかったです。
ドラマチックな声だけど、とても美しい。
高音も軽々。
おどろおどろしさや鬼気迫る感じは少なくて、
普通に「悩める女」という印象。これはこれでよかった。

ゲルギエフの指揮はとてもよかったです。
『パルジファル』の音って、
本当に美しいんだなぁとあらためて感じさせてくれました。

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