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Hiroshima mon amour
![]() | 二十四時間の情事 エマニュエル・リヴァ (2005/06/24) アイ・ヴィー・シー この商品の詳細を見る |
ドイツに留学していた時、ともだちがプレゼントしてくれた本。
”Hiroshima mon amour”。
当時、ドイツ語で読んだ時は、作品の雰囲気がよく分からなかった。
「彼」と「彼女」という二人が登場するドラマ、それくらいしか。
今日は、この映画版を見ました。
邦題は「二十四時間の情事」。
1959年の映画で、味わいのある白黒映画。
舞台は原爆投下後とその後復興した広島市内。
ここで、フランス人女性と日本人男性が出会い、
邦題の通り、二十四時間だけの限られた関係を持つ。

「彼」と「彼女」の接点は戦争と「広島」。
「彼女」は戦争の中で心に深い傷を負っていて、
戦争が終ってからも、その記憶を自分の中で封印して生きてきたわけだけれど、
広島で「彼」に出会い、彼に恋したときに、
そのトラウマがよみがえってくる、という設定。
なかなかおもしろい。
ささやくような女性の声が印象的。
エマニュエル・リヴァの美しさにおもわず溜息が出ます。


気の抜けたような、なんと言うか、そのけだるく物静かな雰囲気が、
かえって彼女の内面の奥にある情念を際立たせているように感じられます。
ところどころ出てくる映像がいい。
水面に反射した光が主人公の顔に映ってゆらめく照明技術とか、
バス停のちょっとした一こまとか。
ふとしたところの映像が心に残るのです。
う〜ん。なかなかやるな。
さすがフランス映画。
戦争をめぐる映画なのに、おしゃれ。
と思ったら、「ヌーベルバーグ」のカテゴリーに入るらしいですね。
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